AIにも様々な種類があり、以前紹介した切り抜き動画を作ってくれるAIや自動で作曲してくれるAIなど新たなAIが数多く登場してきています。
AIによる切り抜き動画と自動作曲の2short.aiとAIVA.AIについて気になる方はぜひご覧ください。
今回は前回、前々回に引き続きAIを使った新たな技術を紹介します。
それはタイトルにもあるAIを使ってオリジナルの映画製作ができる手順とツールの紹介です。
具体的な手順やツールはこれから紹介します。
AIを使って映画製作をする手順
まずはAIで映画製作する手順について紹介します。
1.AIで脚本をつくる
AIを使って脚本を作成する場合、まずはAIに学習させるための脚本データを用意します。
この脚本データは、映画業界で成功している作品や、既存の脚本などが利用されます。
AIは、脚本データを学習することで、そのスタイルやトーン、テーマなどを学び、新しい脚本を自動的に生成することができます。
2.AIを使ってキャストを選定する
AIを使ってキャストを選定する場合、まずは映像データを用意します。
この映像データは、過去に放送された映画やテレビドラマ、または撮影された映像素材などが利用されます。
AIは、この映像データを学習することで、俳優の演技やイメージなどを分析し、キャストの選定を行います。
3.AIを使って撮影の計画をつくる
AIを使って撮影計画を作成する場合、まずはこれまでに作った映像データや脚本データ、キャストの情報などを入力します。同様にAIは、これらのデータを分析し、効率的な撮影計画を自動的に作成することができます。
また、AIは、天気や天候などの外部要因も考慮して、撮影計画を調整することができます。
4.AIを使ってポストプロダクションを行う
AIを使ってポストプロダクションを行う場合、まずは映像素材を解析します。
AIは、映像素材を解析することで、映像の編集、色調補正、特殊効果などを自動的に行うことができます。
また、音声素材の解析も行い、音声の編集やエフェクトの付加なども自動的に行うことができます。
5.AIを使って映画の公開をする
AIを使って映画を公開する場合、まずは映画のマーケティングを行います。
AIは、社会的なトレンドや、映画ファンの反応などを分析し、マーケティング戦略を自動的に立てることができます。
また、AIは、配信プラットフォームなどの分析も行い、映画の公開方法を最適化することができます。
以上がAIで映画製作する手順です。
なお、著作権などの問題はAIを使用する際のツールによって異なるので注意してください。
AIで映画製作する際に使うツール
それでは実際にAIに作ってもらうために使うツール、AIプラットフォームやソフトウェアについて紹介します。
1. Runway
Runway
(https://runwayml.com/)は、機械学習に基づくクリエイティブツールを提供するプラットフォームで、画像、音声、テキストなどを使ってAIを使った映像作品を作るすることができます。
2. Luminous
Luminous
(https://luminousai.jp/)は、AIを活用した映像制作支援ツールで、映像素材の編集やエフェクト、カラーグレーディングなどを自動的に行うことができます。
3.ScriptBook
ScriptBook
(https://www.scriptbook.io/)は、AIによる脚本解析ソフトウェアで、脚本の構造やストーリーの質を分析し、映画の成功確率を予測することができます。
4.IBM Watson
IBM Watson
(https://www.ibm.com/watson)は、機械学習や自然言語処理技術を利用したAIプラットフォームで、映画製作においては、自動字幕や自動翻訳、音声認識などの機能を提供しています。
これらのツール、プラットフォームやソフトウェアを使うことで、AIを使った映画製作が可能になります。
ただし、プラットフォームやソフトウェアによって、できる機能や使い方が異なるため、自分が作りたい映画に合ったものを選ぶことが重要です。
なお、最近のAI問題によってサイトが使用できなくなることがあります。
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